ドSな同級生の子にドMってバレてしまって…・後編
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そして一週間たったその日、圭子はしっかり約束を覚えていて、彼女の方から放課後、屋上に来るようにいってきた。
「ねえ、やっぱまだ教えてほしい?」
屋上についた途端、開口一番、圭子はそう言ったが、俺としてはこのまま生殺しの気分を味わい続けるのは御免だったので、即座に「そりゃ」と答えた。
「ねえW、あたしってさー、もうエッチの経験あるように見える?ふふ、あんた、実はもうだいたい想像ついてんじゃないの?」
「・・さーね、だから教えろよ」
俺はわざととぼけた。
「あーそー、わかったわかった、それじゃ一応、順番に・・・」
なにが順番なんだと思ったが、とりあえず黙って圭子の話を聞くことにした。
「あのね、付き合いだして二ヶ月ちょっとくらいの時さー、あたしん家でのことなんだけど、・・まあ、そういう空気になってきて・・・」
そういう空気ってどういう空気なんだ。
「ま、そんで、2人で裸になって・・・ま、たいてい向こうから迫ってきて、いつもどおり花谷があたしの服を脱がし始めるんだけど」
「いつもどおりかよ」
俺はそういう事が圭子たちにとって日常的になってたことに今さらながらショックを受けた。
花谷が圭子のブラやパンティを一枚一枚脱がしてゆく図・・・これだけでもうダメだった。
俺がたまらず股間を抑えると、圭子はニヤリと笑った。
「先にズボン脱いじゃったら?どうせまた見せたいんでしょ(笑)」
圭子にしては珍しく親切な申し出だ。
これが親切って事になるあたりがすでに異常なんだが。
しかし俺も勃起が痛いほどだったので、たまらずズボンとパンツをおろし、ガチガチのチンコをさらした。
「まだこの段階の話を聞くだけでこれじゃあねえ(笑)。あんた、ガキすぎ・・・花谷はあたしの裸見たくらいじゃ勃起してなかったよ、いつも」
「ホントかよ」
「あたり前じゃん。もう付き合って結構経ってたし。やっぱ手とか口、使わないとね」
圭子はあっけらかんと言うと先を続けた。
「んで、抱き合って、ベッドの上で動き回ってるうちに、まあ・・・いつもどおりシックスナインはじめちゃって・・・」
これもいつもどおりか・・・。
「ああ、もうWのチンコ、やばいっしょ」
圭子は話を一旦切って、俺のチンコを軽く撫でてきた。
口元が楽しそうに歪んでる。俺に花谷とのエロ話を聞かせるという、新たな責めのツボを心置きなく楽しんでる様子だった。
「でもさ、あんだだって、前にあたしとシックスナインに近いことしたんだから、まあいいじゃん。・・あ、そういや亜希ともしたか。良かったね、そこは花谷に勝ってるよ(笑)」
圭子は笑ったが、もちろん俺は大して嬉しくもない。
ただ、俺は圭子の股間に押しつぶされただけで何もできなかったが、花谷のやつは圭子に何をしたか気になった。
「花谷は・・どんな風にしたんだ?」
「ん?まあ、普通に舐めてきたり・・・あんたも前にやったじゃん」
だしかにそうだが、、花谷がしたのは俺と違ってパンティ越しではなく、直に圭子のマンコにだろう。
「で、花谷ったらさ、もうこの頃になると、かなり巧くなってて、あたしが反撃するヒマもないまま、イカされちゃってさぁ・・・」
「・・・おまえ、その、花谷にイカされちゃったの?」
俺は恐る恐る聞いてみた。
「うん、あいつ、いきなりシックスナインから起き上がって、あたしの後ろに回ってきて、指でいじられて・・イッちゃった」
特に圭子は恥ずかしがる様子もなく、自分が花谷の指技に屈したことを述べた。
花谷は圭子を背後から手マンし、何もさせぬまま絶頂に導いたのだ。
花谷が圭子を背後から抱きかかえ、首筋を舌で愛撫しながら、熟練の指技で圭子のマンコをいじくり、かき回す・・・。
『あん!ああん!花谷!イッちゃう!!花谷の指で…イッちゃう!』
といった感じの喘ぎ声をあげて・・。
・・・これは俺の妄想だが、おそらく事実と大して違いはないだろう。
俺に対して優位にS女として好き放題している姿と違い、花谷の前では圭子は「女」として、されるがままに花谷の指で激しく悶え、絶頂に導かれたのだ。
なんだかこういう話を聞いてると、圭子の女王様像が崩れるようで、ショックを受けると同時に、彼女の普通の女の子としての部分を窺い知るようで、新鮮な興奮もあった。
同時に自分では絶対に圭子のそういう顔を引き出せないという、男としての情けなさが、M的快楽に繋がってもいた。
「で・・・あたしはそこで終わりでもよかったんだけど、この時は、花谷がどうしても、どうしてもって言って・・・それで・・」
また圭子はここで話を中断させると、俺を見つめてクスクス笑ってる。
あきらかに結論をもったいぶって焦らしてるのだ。
「それで・・どうしたんだよ。やったのかよ、やらなかったのかよ?」
「ああ、もう、すっげーチンコピクピクさせちゃって。ねえ、そんなに先を知りたいの?あたしたちが・・セックスしたかって(笑)」
今度は”エッチ”ではなく、”セックス”というモロな言葉で言ってきた。そっちの方が俺が興奮すると見抜いたらしい。
さらに圭子は俺のチンコの亀頭の部分を、これもまたわざと焦らすように、緩やか~にいじっている。
はっきり言って、ここまでくれば話の流れ的に、答えはもう確実なものだと思ったが、それでも早く本人の口から真実を聞きたかった。
圭子も俺のその気持ちを分かりきっていて、俺の耳元にわざと口を寄せて囁いてきた。
「・・それで花谷が迫ってきて、あたしもちょっと迷ったんだけどー・・結局そのあと・・・」
圭子はクスッと笑った。
「セックスしちゃった!」
この決定的な言葉が放たれた瞬間、俺の心臓とチンコは同時にドクンと波打った。
そして唐突に、圭子に軽く指を上下されていただけのチンコから勢いよく精液がビュッと飛び出した。
「あー、あー、出ちゃった、出ちゃったよ!」
圭子が飛び出した精液を避けるように、横に体をずらした。
しかし、チンコからは指を離さず、絞り出すという感じで、上下に軽く動かしてきた。
虚脱した俺が
「はあ」
と、ため息をついて膝を折ると、圭子は勝ち誇ったような表情で俺を見た。
「ありゃりゃ、あたしが”セックスした”って聞いただけでイッちゃったんだ・・・」
「・・・・・・」
「どうせこの一週間、そればっか妄想してたんでしょ?どう?それがホントの事だったって分かった気分は?」
やはり圭子はワザと猶予期間をつくり、その間に俺に2人がセックスしたかどうか、さんざん妄想させて、日々煩悶する姿を楽しむという意図だったのだ。
「やっぱ、したのか・・・」
「まあね、向こうがあんまり頼むし、あたしもそろそろいいかなって思って、うん、いいよ、って言って・・・あんたの妄想してたとおり、花谷とセックスしたよ」
圭子はニヤつきながら、わざとらしく繰りかえす。
俺はすぐさま再び妄想が広がり、花谷の俺よりはるかに大きい、黒光りしたペニスが圭子のアソコに挿入され、激しいピストン運動が行われ、男として圭子を征服した姿を思い浮かべた。
俺は複雑な思いを抱えながらポケットティッシュを取り出し、チンコを拭いたが、まだまだ興奮がおさまりきらない。
なにせ目の前にいるのは、セックスを・・セックスをすでに経験した女なのだ!
「W、あんた、まじでもう少しガマン出来るようになった方がいいよ。早すぎるって」
珍しく馬鹿にするような感じでなく、本気で忠告してるような圭子の口調だった。
「将来、マジでまともにエッチ出来ないかもよ」
お前が相手じゃなきゃ多分もう少しガマンできる・・・と言いたかったが、言わなかった。
「それに、あんたの場合、大きさも問題だけどねぇ・・ま、大きさは、小さい方が好きって子もいるから、いいかもしんないけどさぁ」
この言葉に、え、そうなの?と、俺はにわかに希望の光を当てられたような気がした。
「でも亜希も言ってたけど、女子にチンコ小さそうなイメージ広がってんの、ちょっと情けないかもしんないけど(笑)」
「あんだよそれ、広がってるって」
「だからさー、うちのクラスの女子が、あんたってチンコ小さそうって(笑)あ、別にあたしがホントのこと暴露したわけじゃないよ。予想予想」
女子連中は裏でそんなエロいこと話してやがんのかと、俺は立ちくらみがしそうになったが、考えてみれば俺たち男子も、あいつのオッパイでかいとか、ペチャだとか、毛ェ生えてそうとか裏で女子たちの事を好き放題言い合ってるのだから、おあいこなんだが。
「なんで勝手にそんなこと決め付けてんだよ、見てもねえくせに」
「そりゃ・・あんたって顔のつくりが女の子っぽいし、ついでにまだ3、4年生くらいに見えるし、だからでしょ」
「むかつく・・でも俺、チビじゃねーぞ、(クラスで)まん中くらいじゃん」
「だから顔だってば。チンチンついてなさそー、みたいな(笑)」
「あー、マジむかつく!!」
・・今考えると、だからこそ女の子に可愛いキャラとして多少は人気があったのだが、この時は童顔も女顔もコンプレックスでしかなく、何度、男子たちにもからかわれたか。
幸い?中身はまごうことなき男だったし、女っぽいって言われてたからこそ反動でスケベ心に磨きをかけたような所もあったような気がする。
しかしこの時は、やや長めの前髪をおろしていたので(昔のヒロスエのような感じ)、ますます女の子っぽく見えていたという事に後になって気づき、中学生になってからは反動でスポーツ刈りにするのだが・・。
「でもホントにイメージどおり、ちっちゃいじゃん。亜希なんて可愛くてよかったって言ってたし(笑)」
圭子はケラケラと笑った。
逆に花谷なんかは、女子たちの中ではデカそうというイメージがあるんだろうな、と思った。
そしてそれが事実だと知ってるのは圭子だけだが・・・。
花谷といえば、俺は話をチンコの大きさから持続力に戻したかった。
純粋な好奇心で聞きたかったのだ。
「そーいや、花谷はどのくらいガマンできたんだよ。その・・出るまでさ」
「え?あははは、どーだったかな。計ったことなんかないし。でも、最初のうちは手でやって3、4分くらいかな・・・じょじょに長くなってきたけどさ。だんだんフェラでも10分くらいやっても出ないから、あたしも疲れるようになってさ」
10分など、俺にとっては気が長くなる数字だ。
「その・・・セックスん時は?」
「んー、最初はやっぱ3、4分くらい?これもどんどん長くなってきたけど・・」
どんどん、ということは、一回だけでなくそれから何度もヤッたということか・・・。
「ま、なんにしても、”セックス”って聞いただけで射精しちゃうあんたとはレベル違うしー」
圭子はまた意地悪そうに笑った。
ここであらためて圭子を眺めると、圭子の体はセックスを知ってるんだ・・・と、しみじみ思った。
一学期の屋上の時や、サマー合宿のビキニ姿や、夏休みの理科室で見た圭子の下着姿は、すでにセックスを経験した大人の女の体だと思うと、また改めて生々しい興奮が蘇ってきた。
「またボッキしたか?ん?」
俺が身体をわずかに身悶えさせたのを、圭子がお見通しとばかりに、ふざけながら背後から覗き込んできた。
「あー、したしたしたしたした!」
俺はやけくそになり、たまにはこっちから暴露してやることにした。
「やっぱねー、ま、いつものことか」
圭子は今さらとばかりに、俺のまた大きくなったチンコを眺めやった。
「・・またなんとかしてくんねえ?」
珍しく俺の方から圭子にもう一発、抜いてくれるように頼んだ。
セックス話を聞いた余韻がまだ強く残っていて、このままでは収まりがつかない。
「調子にのっちゃって・・・」
圭子は鼻で笑ったが、このまま終わりにするのも向こうにとって少し物足りなかった(イジメ足りなかった)らしく、軽く空を見ながら、数秒間ほどなにか思案してる様子だった。
「・・それじゃあ、あんた、ちょっとココに座って」
圭子はそう言うと、俺に一歩近寄ってきた。
座れってことは、手コキしてくれるのかと思い、俺は喜んで従った。
しかし圭子の方は立ったまま、俺の方にさらに歩み寄ってきた。
「ん・・・?」
見上げたすぐ先に圭子が仁王立ちしている。ほとんど下からスカートの中を覗き込めそうな構図だ。
そしてなんと圭子はおもむろに、自分でスカートをぴらりとめくってみせたのだ。
「え」
俺は目を疑った。
だが目の前には堂々露出した圭子のパンティが燦然と輝く。
それは前に理科室で見た大人っぽいものと似たようなデザインで、色は深い紺色だった。
むろん俺は女の下着に詳しいわけはないが、子供のショーツとは種類が違うのはわかるし、やはり圭子には暗い色の下着がよく似合っていた。
「すっごいサービスっしょ?」
圭子は”どうだ”とばかりに言う。
「あー、すげー」
俺は素直に言った。
「おまえに似合ってるし、それ」
さらに俺は珍しく自分から圭子のパンツを誉めてみた。
「似合ってるって・・お前、女の下着のこと分かんの?もし分かってんならさらに変態決定だけど(笑)」
せっかく誉めたのに、圭子がからかうように混ぜかえしてくる。
「いや、だから、色とか」
「色ねえ・・・」
「黒っぽい方が似合うと思う。そっちの方がエロいし、おまえサドだし」
「ばーか」
圭子は鼻で笑ったが、まんざらでもない顔だった。
事実、後の話になるが亜希から圭子自身も暗い色の下着の方が好きだと言うことを聞いてしまった。
黒系を好むというのは、年齢的に大人ぶってみたかったというのが大きいかったんだろうが、事実、健康的な明るい色よりも、そちらの方が明らかに似合っていた。
それはさておき、パンツを見せてくれてありがたいのはいいのだが、それからどうするのかと思ったら、圭子が俺を見下ろして言った。
「じゃ、あとは自分でして」
「自分で・・」
「そう、あたしのパンツじーっと見ながら、自分でシコシコ~って(笑)」
俺は圭子が期待するほどは驚かなかった。
前に幼稚園児の裸でやらされていたし、素直にタダでこんなサービス(ご開帳)をしてくれるような奴じゃないとわかっていたからだ。
しかしいくら俺がM男とはいえ、S女本人の目の前で・・・リアルの圭子をオカズにしてオナニーするというのは、彼女に手コキしてもらう何倍もの強烈な恥ずかしさがあった。
「はやくしなよ。いつもあたしのこと想像してオナニーしてるんでしょ(笑)」
「・・・・・・」
俺はためらったが、すぐにこの羞恥心を快感だと割り切って、ゆっくりとシコりはじめた。
オナニーとは自分のペースでやるからこそ、圭子に手でしてもらう時とは別の、ゆっくり楽しめる快感というものもあった。
「あーあ、やっぱ始めちゃったか。嬉しいっしょ、あたしのパンツ見てオナニーできて」
圭子はそう言って嘲るように笑ったが、このくらいは予想の範囲内だったのか、それほど面白がってるわけでもない様子で、やはりまだ次の一手があった。
「・・ねえ、パンツ、またカオにくっつけてほしい?」
圭子が俺を見下ろしながら、試すような口調で言った。
「・・・・・・」
俺は即答しなかったが、すぐに圭子の意図がわかった。あえて俺にマゾ根性丸出しの選択をさせようとしているのだ。
「ほしい、って言ったらやってくれんのか?」
「つまりしてほしいって事?」
圭子は俺が横道にそれるのを逃さず、問い詰めてくる。
「・・・まあ」
「よーし、今日は素直だぞ、マゾのWくん(笑)」
圭子はそう言って笑うと、さらにもう一歩、俺の鼻先まで股間を寄せてきたので、そこから先は自分で圭子の股間に鼻と口を埋めた。
前に上に乗られた時のように、圭子から無理矢理押し付けられると、窒息するような感じになりかねないからだ。
女の甘い体臭と、やや生臭いような匂いがブレンドされたような、奇妙な香りが鼻を刺激したが、不快じゃなかった。
なによりも、こうやって圭子の股間に吸い付いてる・・・。
吸い付かせていただいてる構図が、Mの俺には最高の精神的充足感なのだ。
俺は自然、チンコをしごく指の速度が速くなりかけたが、思い直して速度を緩めた。
すぐに射精してこの甘美な時間が終わるのが嫌だったのだ。
しかし圭子としてはただ立ってるのが退屈になってきたらしく、俺にからかいの声をかけてきた。
「あーあ、ゆっくりやっちゃって・・・すぐ終わらせたくないんだろ」
図星であり、なにも言い返す余地はない。
しかし俺は快楽を味わいつつも、ふと、花谷の奴は、パンティ越しではなく、直の圭子の股間に顔を埋めてたんだよなー・・・マンコ舐めたりもして・・・などと考えていた。
もちろん俺も一度、圭子のナマ股間に顔を埋めてみたい、という気持ちはあった。
やはりこの薄布一枚の向こうに女性器があるという事実は、その手の欲望を刺激する。
「・・・花谷は、おまえのパンツ脱がしてやってたんだよな、こういうの」
俺は思い切って、今、思っていた事を口にして遠まわしに誘いをかけてみた。
「なーに、あんた、脱がしてみたいわけ?(笑)」
むろん圭子は即座に俺の言いたいことを察して、からかうような口調で笑う。
「そりゃ、まあ」
「ダーメ。それだとサービスしすぎだし」
圭子は意地悪そうに笑い、簡単には許可を出してくれない。
俺はこうなれば本日三たび、伝家の宝刀を出すしかないと思った。
「・・でもさぁ、前におまえ、亜希の股間に俺の顔面、押し付けたりしたじゃん。なのに自分の時だけ・・・」
「まーた亜希のこと持ち出すかぁ!?」
圭子は不愉快そうに口元を歪めた。
だがやはりこれは、(ある意味)正義と公平を旨とするサド少女・圭子には効果があった。
「・・・・わかった。でも半分だけね」
圭子はそういうと、パンティの上半分を自分でペロリとめくってみせた。
すると逆三角ゾーンの上の部分に生えているマン毛が露出した。上半身(胸)の成熟に比例して、予想通り見事な生えっぷりだった。
「あー、去年よか、毛、ずいぶん増えたなーお前」
「あんたみたいなガキと違ってね」
圭子は恥じらいのカケラもみせず、むしろ誇らしげに発毛を誇示するようだった。
この時、俺は積極的に圭子の半分露出した股間にふたたび吸い付いた。
毛の感触が鼻の頭にわさっと来て、ムズムズとくすぐったかった。
そのまま俺はさっきと同じように、ゆっくりとチンコをシコり続けたが、ふと首筋に目線を感じたので、上目遣いで見上げると圭子が俺をじっと見ている。
その表情はいつもの俺を屈服させてる時のニヤニヤ笑いではなく、なにか興味深げな感じだった。
「・・・なんだよ」
「W、あんたってさぁ・・・」
「なんだよ、変態ってか?」
俺は先回りして言ってみた。
「もちろんそうだけどー」
圭子はここで始めてクスリと笑った。
だがそれが本当に言いたい事では無いっぽい。
それはそうと、半分だけとはいえ、ナマの股間の感触と、なによりも直に圭子の股間の毛に触れているという事実が俺をますます興奮させ、指の動きのスローペースは変えなかったが、どんどん射精感が高まってゆき、あっという間に限界に達した。
「あー、やばい、出そう・・」
「足にひっかけないでよ」
圭子はそう警告すると、足と足の間を大きく広げたので、俺はチンコの先っぽを、圭子の股下の間に照準セットして、そのまま速度をあげて一気にしごきたてる。
そして2発目でありながら、勢いよく俺は精液を圭子の足と足の間にぶちまけたのだった。
「ふぅ・・・・」
「はいご苦労さん」
圭子は仕事は終わったとばかりに、さっさと俺から股間を離すと、ずり下げたパンティも元に戻してしまい、少し名残惜しかった。
俺は短時間で2回出したため、結構な疲労を感じながら、またポケットティッシュを取り出してチンコの先を拭くことにした。
「・・・・ねえ、W」
俺がチンコを拭き終わり、ズボンを履いたあたりで、それまで黙って見ていた圭子が何やら少し真顔で話し掛けてきた。
「ん?」
「あんたってさぁ、根、結構マジメだよね、あ、マジメっていうか、こういうの、律儀、っていうのかなぁ?」
「・・・リチギ?」
律儀という言葉の意味も、そもそも圭子が何を言いたいのか分からなかったが、これが先ほど圭子がなにか言いかけた事の続きなのかと思った。
「だってさー、あたしがパンツ半分おろしてんのに、素直にまた顔くっつけるだけなんだもん」
「・・え・・だって、そういうルールじゃなかったのかよ?」
まだ俺は圭子の言ってることの意味がわからず、そう答えると、いきなり圭子はプッと噴き出した。
「だからぁ・・そうやってマジに守るあたりがさー・・・普通、男だったら全部脱がしちゃおうとするよ。あんた、そうしようと思わなかったの?」
ここで俺は初めて、あ、そういうことか、と理解した。
「いや、そんなこと全然考えなかった」
これはウソではない。
約束を破ってまで強引に全部見ようなんて、まったく思わなかった。
正確には、正式な約束などしてなかったが、圭子が
「半分だけ」
って言ったんだから、
「見ていいのは半分だけ」
ということが俺の頭の中で、絶対のルールとして君臨していたのだ。
「えー、なんで?なんで考えないの?あんた小さい頃から根っからのエロ男のくせに」
圭子は心から不思議そうに言った。
「なんでって・・・」
要するに、圭子の俺に対しての6年間の有形無形の精神的支配が、俺が圭子の「言いつけ」を越えて、勝手なことをさせないという性質に「調教」させられた、ということだろう。
SMの世界で、奴隷男が女王様の命令に逆らうなど思いもよらぬという事と同じだ。
俺たちはそこまで露骨な主従関係ではないにせよ、自然、俺の行動は圭子に対しては、基本的に受身から脱しないのだ。
が、むろん、この時の俺にはそこまで分析のしようがなく、こう答えるしかなかった。
「・・とにかく、お前が半分っつったから、半分以上はダメだと思ったんだよ、そんだけ」
俺はやや面倒くさくなってなげやりに言うと、圭子は薄笑いを浮かべながら、興味深げそうに俺を見つめてきた。
「ああ、そぉ・・・あたしが半分だけって言ったから・・そうやって素直に・・」
「悪りぃかよ」
「別に悪くないけどぉ・・・かわい(笑)」
そう言うと、圭子は本格的に笑い出した。
俺は顔には出さなかったと思うが、この圭子の言葉には内心かなり吃驚していた。
圭子が裏では俺のことを「かわいいと思う時もある」って言ってたのは、亜希から聞いていたが、圭子の性格上、そんなことを俺に素直に言うとは思わなかったのだ。
現に、この6年間でそんなことを圭子に言われたのは初めてだった。
それどころか、さらに圭子は半分からかうようにだが、俺の頭を撫でてきた。
「あー、ホントにかわいいかわいい・・顔やチンチンだけじゃなくて性格もけっこー、かわいいトコあるじゃん」
「どこがだよ。ていうか、かわいいって言うな」
「女の子みたいな顔してさー、ちっちゃいチンチン、すーぐボッキさせて射精しちゃうのもかわいいって思ってたけどー、あたしの言うこと超素直に聞いちゃうとこがさー」
圭子の顔つきが明らかにこれまでの俺に対していたものと違う。
亜希から密かに聞いていた、俺に対しての圭子の本音の部分がポロポロ出てくる。
これは大変稀なこと・・・というより、ほとんど初めてな事だった。
――今、大人になってから思うと、SMの人間関係として、S女としてはイジめる相手に対してそういう本音を簡単に言ってはいけないものなんじゃないかって気がする。
S女の威厳や支配力みたいなものが弱まってしまうし、M男の方も自分が憎からず思われてることを知って調子にのってしまうかもしれない。
(幸いにも?当時の俺はそう思われてる事が嬉しいとか、逆に圭子に対してつけこんでやろうとか、そんな発想は夢にもなかったのだが)
だがまあ、いかに圭子とはいえ、さすがにまだ(S女として)未熟な部分があったのかもしれず、この時、つい本音を漏らしてしまったことによって、何かの栓が抜けたのか、それとも別のスイッチが入ったのか、この日を境にまた俺と圭子の人間関係がある方向に変化することになる。
とはいえ、無意識レベルでも俺は圭子の言葉に無条件で従うということが分かり、これによって自分たちのSとMの主従関係をあらためて確認し、ますますその関係が強まったような気が俺はした。
たぶん圭子の方も。
当作品は、個人による創作(フィクション)作品とご理解の上鑑賞ください。当作品には、犯罪的・倫理モラルに反する表現・タブー表現等が含まれますが、表現上の誇張としてご理解ください。くれぐれも当作品の内容を真似しないようご注意願います。